慰安婦の決議

堺は太一。うえむら太一です。

今議会において我々は慰安婦に関する決議書を今議会において上程しましたが、少数多数で残念ながら否決となりました。
賛成:大阪維新の会、自民党、その他1名
否決:公明党、ソレイユ堺、共産党、その他2名

以下原文

平成21年議員提出議案第26号が決定的な根拠を失ったことを確認し、「慰安婦」問題に関する適切な対応を求める決議

堺市議会において平成21年3月29日に賛成多数により可決された、議員提出議案第26号『「慰安婦」問題について政府に誠実な対応を求める意見書』は、アメリカ下院議会が「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷にしたことを公式に認め、謝罪するよう日本政府に求める決議」などを根拠にしたものである。しかし、これらはいわゆる「吉田証言」に基づく朝日新聞の誤った記事によって、事実に基づかない虚偽が繰り返し喧伝され、戦地に赴いた兵士や戦歿者の名誉と尊厳を著しく毀損し、韓国をはじめとする各国が「慰安婦」問題を主張し始めた結果によるものである。

朝日新聞は、平成26年8月5日「吉田証言」が虚偽であったと判断し、それらをめぐるこれまでの記事を取り消し謝罪した。加えて、これまで日本軍が「慰安婦」を組織的に強制連行したという有力な物的証拠は見つかっておらず、日本側唯一の証言である吉田氏本人も軍令による強制連行が創作であったことを認めている。また、政府におかれては、本年「河野談話作成過程等に関する検討チーム」が設置され、6月20日には「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯」が取り纏められた。したがって、平成21年議員提出議案第26号が決定的な根拠を失ったことを確認するものである。

また、政府におかれては「慰安婦」問題に関し適切な対応を行うことにより、不当に貶められた先人の名誉を回復し、現在及び未来に生きる日本人の誇りを守るため、内外に発信するよう強く求めるものである。

以上、決議する。

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12月 19th, 2014
堺市議会

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