平成27年度予算案に反対!

堺は太一。うえむら太一です。

大阪維新の会 堺市議会議員団は竹山市長が提案する27年度予算案に対して反対をしました。まず「堺の魅力、子育て・歴史文化・ものづくり大作戦」と掲げていますが、何をもって大作戦なのか、毎年このようなことを続けているが堺市を見渡してみても個別事業への施策展開費用のみで面的施策へつながるようなものが見えませんでした。
特にまちづくりにおいては、大綱質疑でも述べたように全く進む気配がありません。

市民会館の建て替えについては140億円という公金が使われるうえで毎年4億円以上の赤字が出るということがわかっています。堺東においては市民交流広場、ジョルノの再開発に伴うペデストリアンデッキ等が予算にて上がっていたが、中瓦町商店街や市民会館までの導線を面的にいた一体整備案が全く示されていない中での個別事業では、堺東の活性化はできないと考えます。

我々としても重要視している東西交通においても明確なビジョンが示されていません。都心交通とまちづくりはセットであり、個別事業(特に建設事業)が重ねられるだけでは到底賛同できるものではありません。今回の予算においても何もこれについて予算付けはなされていません。答弁等では、東西交通は必要だと述べながら予算措置されていない点では全く考えていないに等しい状況です。
都市内文分権においても形だけの整備であり、会議体が増えるだけで我々の考える分権とは程遠いものでした。私も市民人権委員会にて質疑しましたが、地域まちづくり支援事業においても9400万円という予算の効果検証が漠然と行われただけで継続事業となっている点では、真剣に取り組む地域がありながらも一律に予算を振り分けているだけではバラマキ事業と言わざるを得ません。中学校給食においても給食を実施するということでは我々が思う一歩が踏み込めました。給食は教育の一環であり、子供たち全員で食べることが食育であり教育であると考えます。
以上のような観点から平成27年度予算案に対し反対しました。

 

 

2月定例会終了しました。

堺は太一。うえむら太一です。

3月17日をもって任期中の定例会が終了しました。今議会においては大阪維新の会堺市議会議員団を代表して質疑に立たせていただきました。

質疑したのは、平成27年度予算案についてそして堺市の将来ビジョンについての2点を質問しました。

予算案では、今回の予算編成についてどこを年間の市長の思いをもう一度確認したく、

『誇りを感じ、憧れを抱くまち さかい』とはどのような街なのか、誇り、憧れとはどのように

定義されているのかを堺市将来ビジョンでは、我々大阪維新の会の考える将来ビジョンと比較をしながら

交通、中心市街地のまちづくり、観光についてを質問としました。

今の堺市は政令指定都市となり10年が過ぎようとしていますが、中心市街地のまちづくりは

竹山市政になって全く何も行われておりません。

政令市になり新しい活力が生まれると期待された市民の皆さんのお気持ちに反し、商店街や駅前周辺

及び中心市街地の活性には程遠い状況が続いています。この失われた10年について指摘させていただきました。

◆まちづくりビジョン

維新)堺市と大阪市が力を合わせて成長戦略を進めることで堺を大阪の中心市街地として位置付けることにより、様々な投資などを呼び込み活性化を行う。そして堺のメインロードである大道筋・大小路の活性化が必要。

竹山市政)市民会館の建替え、市民交流広場、ペデストリアンデッキ(駅前高架歩道)個別事業のみで未だ根本である中心市街地のまちづくり事業についての一体的整備の活性化案が示されていない。

 

◆公共交通ビジョン(東西交通)

維新)交通インフラのように多額の費用がかかる事業は堺市単体では困難。大阪全体で計画を練り、特に東西交通の弱い堺に必要なLRT整備を促進。

竹山市政)東西交通の必要性を認識しながらも検討会議ばかりが行われているだけで何の具体策もない。

 

◆観光ビジョン

維新)大阪と堺が一体となって見どころをつくり、誘客すれば大阪にたくさん訪れているビジターを堺にも呼び込むことが出来る。

竹山市政)利晶の杜(文化観光拠点)や歴史文化ガイダンス施設の建設ばかりが計画されているだけである。

 

 

堺市と大阪市が力をあわせることにより、堺を大阪の中心地として位置付けることにより今まで堺だけでは出来なかったまちづくり、公共交通、観光施策が可能となる。

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